空調の電力低減で工場の省エネルギー目標を達成しよう

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噴霧機

夏場の工場でエアコンをフル稼働すると、室外機のアルミフィンがかなり高温になってショートする恐れがあります。そこで、アルミフィンの部分に散水(噴 霧)することによって熱交換率を高める省エネシステム、それが噴霧器です。

原理は、打ち水と同じ。夏場に、熱されたアスファルトに水をまくと、気化熱に よって涼しくなりますが、これと似たしくみです。

噴霧機の仕組みと工場の省エネ効果

室外機に散水(噴霧)することで電力消費量を削減。CO2削減にも貢献します。また、室外機のアルミフィンを腐食させたり寿命を縮めたりしないよう、散水する水は高性能のフィルターで不純物を取り除いたものを使う仕様になっています。

冷房能力の向上には期待できますが、散水のための水道代、ポンプを駆動する電気代などもかかるため、コスト削減を目標とする工場の場合には事前に検証することをお勧めします。

噴霧機のメリット

  • 電力消費量を削減することで、CO2排出量削減にも貢献する
  • 導入企業では平均して10~30%の節電に成功、デマンド電力も10%下げることも可能
  • コンプレッサの寿命延長にも貢献
  • イニシャルコストは100万円~(規模によって変動)

噴霧機の工場省エネ事例

延床面積が約10,000m2、空調機を20台使用する工場で噴霧器を導入。噴霧期間は夏場(7~9月)のみで効果を測定することにしました。その結果、電気代を約270万円削減することに成功。CO2に換算すると、年間25tほど削減できた計算です。

水道代が60万円近くかかったため、実質210万円ほどの光熱費削減に成功しました。導入コストを考えると、およそ4~5年で回収できる結果となりました。

 
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