空調の電力低減で工場の省エネルギー目標を達成しよう

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省エネ効果を高めるポイント

工場のエアコンなど空調設備における省エネ対策を紹介します。

実践!工場でのエアコン省エネ対策術

以下が、工場で実践すべきエアコンの省エネ対策の一覧です。目標ラインは工場ごとに違うと思いますので、適宜手段を使い分けてみてください。

  • 冷暖房の設定温度は「夏場28℃、冬場20℃」を目安に
    一般的にエアコンの設定温度を1℃変更すると、冷房は5~7%、暖房は2~3%程度の省エネにつながるといわれています。サーバー室など一定の温度を保つ空間は除き、可能な限りクールビズやウォームビズの促進・シーリングファン(天井に設置されているファン)や扇風機などを活用することで、空調の稼働率を下げるよう努めましょう。
  • 空調・換気設備をこまめに停止する
    省エネの大原則は、「必要なエネルギーを、必要な時に、必要な量だけ」使うこと。使わない部屋の空調や換気は止めたり、稼働時間の制限を設けるなど、空調の運転時間についても見直しましょう。
  • エアコン吹出口の角度調整
    商品や作業員に対して効果的に当たるように調整します。エアコンから掃き出される空気がどこまで届いているかを確認したうえで、角度を決めるとよいでしょう。また、吹出口や室外機周辺に障害物がある場合は、できる限り撤去します。
  • 設備をこまめに清掃する
    空調機のフィルター・室内機の熱交換器・エアハンドリングユニットなどについたホコリや汚れをこまめに洗浄することで空調効率の回復はもちろん、設備の寿命を延ばすことも可能です。
  • クリーンルームの循環風量を調整
    クリーンルームは、清浄度が保てる最小風量になるように、ファンの回転数を減らします。ここは、意識しないとどうしても適当になりがちですので、まずは細部から省エネを実践していきましょう。
  • 換気ファンの運用見直し
    機械室や倉庫の換気ファンを間欠運転にしたり、人感センサーで作動させるなどして、運転時間を減らしましょう。エネルギー消費は、「必要なときに、必要な分だけ」。これは工場に限らず、省エネの鉄則です。
  • 冷温水送水温度の見直し
    空冷ヒートポンプチラーの温水出口温度を5℃下げると、約11%の節電になります。熱源機出口の冷水温度は上げ、温水温度は下げることで、効率よく省エネを進められます。
 
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