空調の電力低減で工場の省エネルギー目標を達成しよう

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空調設備を省エネ化する重要性

工場における省エネを実践するためには、1年を通じて電力使用量の多い設備項目のエネルギー消費を、いかにして下げるかが重要なポイントとなってきます。

工場での省エネは「固定エネルギー」がカギ

 工場において、もっとも多く電力を使用しているのが生産設備です。

生産設備は、生産量に比例して使用する電力量も増えるため、生産量を下げる、もしくはエコな設備に変更しない限り省エネ効果を実現するのは不可能です。

一方、空調や照明、OA機器などは、生産量とエネルギー消費が比例しない設備項目にあたります。これが固定エネルギーです。

省エネを進める際には、この固定エネルギーの低減に取り組むことが一般的です。

空調の省エネ化が工場全体の省エネにつながる

工場における固定エネルギーのうち、もっとも多く使われているのが空調です。例えば、夏場のピーク時(7~9月、午後2時ごろ)に工場全体が使うエネルギーのうち、空調が占める割合は約15%にもなります。これは生産設備で活用されるエネルギー量の次に多い項目です。

もちろん、生産品目や工場の規模などによって使用量や割合は異なりますが、省エネ推進の第一歩としては空調のエネルギーを減らすことがもっとも容易です。工場によっては、全エネルギーの半分近くを空調が占めるというところもあります(電気機械・金属加工の工場は空調の割合が高い傾向にあるようです)。

夏場だけではありません。冬場も暖房などで空調を多く使用します。生産品目によっては1年中使用しなければならない工場もあるでしょう。商品の品質や生産性に影響を与えない程度で空調のエネルギー量を削減することが、工場の省エネ化への近道だといえるのです。

 
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