空調の電力低減で工場の省エネルギー目標を達成しよう

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省エネ技術者を育成しているP社

省エネ技術者を育成している電機メーカーP社の工場における節電対策事例を紹介します。

大手電機メーカーP社における工場の節電対策

P社ではCO2削減施策として、「省エネルギー診断」による対策の掘り起こしや、削減事例の横展開、さらに省エネ専門人材の育成などを推進。年間250万トンものCO2削減を実現しています。

まずは、エネルギー削減効果の「見える化」によって、使用エネルギーを要素ごとに細かく分解して取り組むべき課題を見つけて、さらに無駄を削るにはどうすればよいかといったより効率的な対策を打ち出していきました。

次に、省エネルギー診断。各部門・子会社で製造プロセスを熟知したエンジニアと工場の担当者、さらに省エネ技術支援チームメンバーによって専門部隊を編成。累計1,000件以上の提案を出して、効果検証を実施しました。

提案内容は断熱強化や設備更新といったこれまでにも取り組んできた省エネ提案に加え、炉の温度条件変更や処理時間短縮などの製造プロセス革新を伴う提案も実施。その結果、各工場で取り組み前と比べてCO2排出量を平均10%削減でき、省エネにつなげています。

削減事例を横展開するため省エネ専門人材を育成

こうした効果のある省エネ事例は、全社に共有しなければ意味がありません。省エネ専用の社内イントラネットを構築したほか、情報を共有する場を設けました。さらに「省エネ技術者の育成」に取り組むこととなりました。

P社では2007年度よりCO2削減の研修会を実施し、計820人の専門技術者を育成してきました。2010年度からは省エネに関する知識をより深めるために、「省エネ診断競技」を実施。筆記・実技を複合した試験を通して、第一線で省エネ活動を実践する人材の育成を加速しています。

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